オンライン損傷しきい値計算機でレーザ測定の手間を省く
この使いやすいツールは、お使いの出力センサーまたはエネルギーセンサが、特定のレーザを損傷することなく測定できるかどうかを示します。
2022年7月27日、Coherent
Coherentは、ナノワットから数kWまでの平均出力、ナノジュールから10ジュール以上のパルスエネルギー、深紫外から遠赤外までの波長など、膨大な動作範囲のレーザ出力とエネルギーを測定する200種類近いセンサーを製造しています。これらの精密機器による正確な測定を実現するための第一歩は、作業に適したセンサーとコーティングを選ぶことです。次に、使用時にデバイスを破損させないために、動作限界を把握することが重要です。
当社の製品資料は通常、その判断の出発点となるものです。当社では、多くの場合、特定の波長やレーザパルス長、平均出力に適用される損傷しきい値の数値を提示します。しかし、当社のセンサーは動作範囲が広いため、この値とは全く異なる条件で使用することも十分考えられます。また、損傷しきい値に関する包括的な情報を単独のグラフィックや静的な表で提供することは不可能です。
安心して測定
しかし、今はもっといい方法があります。当社の新しいオンラインレーザ損傷しきい値計算機を使用すると、正確な動作条件下で特定のセンサーの安全な動作限界をすばやく簡単に特定できます。センサーの種類を選択し、パルスエネルギー、平均出力、ビーム径など、関連するビームパラメータを入力するだけです。計算機は直ちにgo/noの表示と、それらの入力値に対する損傷しきい値のパーセンテージを表示します。また、すべてのコーティングオプションを簡単に循環させ、どのコーティングが最も効果的であるかを確認することができます。それぞれのケースで、計算機に作業可能なヘッドルームが表示され、安全な動作範囲に戻るためにビーム径を大きくするなど、わずかな変更が必要であるかどうかを確認することができます。
レーザ出力、エネルギー測定用センサーとメーターの膨大なセレクションをご覧ください。また、オンライン損傷しきい値計算機を使って、自信を持って選択してください。
図2 : 同じ10 Wの計算で、ビーム径を1 mmに拡大しても測定値が安全圏にあることを示す例。
Not sure which absorber coating you need?
Use our damage threshold calculator to input your laser parameters, calculate the power and energy densities, and compare damage limits of different sensor coatings.
